2009年 リゾートトラストレディス

上位に変動、連覇を狙う全美貞が独走態勢に!

2009/06/06 16:20
ディフェンディングチャンピオンの全美貞が単独首位に! 独走態勢で最終日を迎える

滋賀県のザ・カントリークラブで開催されている、国内女子ツアー第12戦「リゾートトラストレディス」の2日目。晴天に恵まれたものの、初日とは異なる風向き、さらには難しいピン位置により全体的に伸び悩む展開に。その中でスコアを伸ばした選手は順位を大きく上げ、上位にも激しい変動があった。

単独首位に浮上したのは、イーブンパーの9位タイからスタートした全美貞(韓国)。伸び悩む上位を尻目に、7バーディ、ノーボギーという完璧なプレーを披露。連覇に挑むディフェンディングチャンピオンが、2位に4打差をつける独走態勢で最終日を迎えることとなった。

通算3アンダーの2位タイには、福嶋晃子と中国出身の叶莉英。福嶋は15ホールを終えて5バーディ、ノーボギーとスコアを伸ばして首位争いを演じていたが、16番でボギー、17番では痛恨のダブルボギー。1打を争う首位争いから一転、最終日は4打差を追う厳しい状況となってしまった。

単独首位からスタートした三塚優子は、前半は風の影響からかアイアンの距離感を乱し、3番から4連続ボギーを叩くなどスコアメイクに苦しむ展開に。それでも徐々に修正を施し、上がり3ホールを3連続バーディフィニッシュ。通算2アンダーの単独4位に何とか止まった。自身初の2週連続優勝を狙う横峯さくらは、12番までパープレーを続けていたが、直後の13番パー5で、2打目を2回連続でOBにするなどダブルパー(10打)の大叩き。この1ホールが大きく響き、通算4オーバーの28位に後退した。

17番のダブルボギーが痛かった…首位に5打差で最終日を迎える福嶋晃子
2連続バーディ発進としたものの、その後は伸び悩んだ諸見里しのぶ
若林舞衣子は首位と6打差の5位タイ。2勝目は厳しいか!?
首位スタートの三塚優子は、前半の4連続ボギーなどで失速。首位の座を明け渡した
中国出身の叶莉英2位タイに浮上! 最近は上位争いが続いている
16番グリーンと17番ティの高低差は、何と40メートル!選手はもちろんカートで移動。カメラマンは徒歩です。クライマーズハイにならないと登れません
「なにこの穴!」「虫の巣?」「パットのライン上なんだけど・・・」ノーボギーの65でラウンドし、トータル7アンダーで単独トップの全美貞
自分の背丈より高いアゴのバンカーを脱出する原江里菜。ザ・カントリークラブは、とにかくバンカーの多いコースです
こちらは、「ファー!ではありません。「すいませ~ん。打ちま~す。」です
「ファー!」、そしてもう一発「ファー!」13番ロングホール、セカンド地点から2発連続OBを出してしまった横峯さくら。このホールのスコアは自己ワーストの「10」でした
マーカーのボランティアの方々が、首からぶら下げている機械は、各選手のスコアを即座に送信する為の端末です
アマチュアの森美穂はトータル5オーバー、38位タイで予選通過。ウェアはもちろん、帽子もリボンもグリップもシャフトもスパイクもみんなピンクです。和製ポーラ・クリーマー?
森田理香子も昨年プロテストに合格しました。最近髪を染めて、こちらは色気で勝負です
こちらも昨年のプロテストに合格した森桜子。ホットパンツで勝負です
昨年プロテストに合格した、同期の櫻井有希(左)と新井麻衣が一緒にラウンド。ミニスカ対決です
こちらも今シーズン早いうちに初優勝しそうな予感の羅多藝
トータル3アンダーで2位タイに躍り出た叶莉英。今年初優勝しそうな候補の一番手です。若干ラインの読み方が素人っぽいので、親近感が湧きます

2009年 リゾートトラストレディス