2000年 LPGAツアーチャンピオンシップ

今度は高村首位。不動も浮上してきた

2000/11/24 18:00

女子最終戦2日目は、1アンダー6位タイからスタートした高村亜紀が67をマークして首位に踊り出だ。トップスタートの安井純子はパープレーのゴルフで2位とした。初日を出遅れた不動裕理は4打差4位タイまで浮上してきている。

5バーディ、ボギーなしとした高村亜紀は4番でバーディが先行した。「あのバーディが決まったおかげで、後は気持ちよく振れるようになってきました」 後半は1.5メートルほどの微妙なパットが残ることが多かったがことごとく決めた。「アイアンのイメージが出てきたせいかな? 先週や昨日よりも安心してプレー出来たんです。ただ、明日になったらまた感じが変わってしまっているかもしれませんけど」

3バーディ、3ボギーとした安井純子はボギー・バーディのセットが交互に来て結局パープレー。「でも、上手いこと行きましたね(笑)。ま、出来ることなら71にしたかたけど」 自分としては崩れながらも持ち直したことで納得しているという。「2日間終わってこのスコアでこの位置は十分ですよ。明日は出だしモタモタしないように、自分のペースでやりたいですね」

昨日はラウンドの後、練習場に行った不動裕理。「そしたら、凄くよかったんですよ。真っ直ぐしか打てなくて」 初日の73は考え過ぎだったことと、思い切りが足りなかったことに思い至った。「今日の4~5ホールで出たようなショットが打てれば、明日はいいスコアが出るような気はするんですけど…。最後はパッティング勝負だと思いますが」

年間7勝の記録更新が掛かる不動のラストチャンス「優勝を狙うという気持ちはあります。今季はこれっきりなんで思いきりプレーしたいと思います」 試合前から勝ちたいと思ったトーナメントは今までにいくつかあったが、今回はハッキリそういう気持ちで望んでいるという。

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