諸見里しのぶが単独首位に浮上! 福嶋が2打差で追う
2009/05/09 22:13
茨城県の茨城GC西コースで開催されている、国内女子ツアーのメジャー第1戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」の3日目。前日の荒天から一転、強い日差しが差す晴天に恵まれ、気温は22度まで上昇。会場には9,525人のギャラリーが詰め掛けた。
2日目がサスペンデッドとなったため、この日は第2ラウンドの残りと第3ラウンドを実施。第3ラウンドを終えて単独首位に浮上したのは、首位に3打差の4位タイからスタートした諸見里しのぶ。3番パー5でバーディ、5番パー5では2オン、10メートルのイーグルパットを沈めるなど序盤からチャージ。後半に入っても、13番パー3ではバンカーから、さらに17番パー4ではグリーン奥からチップインバーディを決めるなど、この日1イーグル、4バーディ、1ボギーの「67」をマーク。「ミスもあったけど結果オーライで止まってくれたし、調子が良い証拠だと思う」と、好調を維持した最高の状態で最終日を迎える。
通算8アンダーの単独2位には、首位から陥落した福嶋晃子。前半はバーディを重ねたが、後半は逆にボギーを重ねる展開となり、この日イーブンパー。「朝の練習から調子が悪かった」と、逆に追う立場となって大会連覇に挑む。通算7アンダーの単独3位には全美貞(韓国)。通算6アンダーの6位タイには、2週連続優勝を狙う有村智恵と、タミー・ダーディン(オーストラリア)が浮上している。
首位に4打差の7位タイで第3ラウンドを迎えた横峯さくらは、パットが打ち切れない場面が目立つ。「ストレスが溜まる1日でした」と1ストローク伸ばすに止まり、首位とは5打差、通算5アンダーの6位タイの位置から逆転勝利を狙う。