有村智恵がツアー初勝利に王手!
2008/06/28 17:12
兵庫県にあるマダムJGCで開催されている、国内女子ツアー第16戦「プロミスレディスゴルフトーナメント」の2日目。夕方から雨が降る予報が出ていたが、雨雲の到来が早まり、正午前から雨が降り始める生憎の天気となった。
通算10アンダーで単独首位に躍り出たのは、首位と2打差の4位タイからスタートした有村智恵。「あまりゴルフの調子は良くないので、実感が湧きません」とは言うものの、この日は5バーディ、ノーボギーと見事なプレー。「優勝にこだわり過ぎず、スコアのことだけを考えてプレーしたいと思います」と明日の抱負を語った。ツアー初優勝をかけ、明日は同郷の大先輩、不動裕理と最終組で直接対決に挑む。
その不動は、3番パー4で2打目を直接カップに沈めてイーグルを奪うなど3ストローク伸ばし、通算7アンダーの2位タイに浮上。パットが不調で2試合連続予選落ち中だった不動は、「パーパットがしっかり入っているし、良くはなって来ています」と早くも復調し、優勝争いに名乗りを挙げた。また、単独首位からスタートした三塚優子は、通算9アンダーで迎えた最終18番のティショットで痛恨のOBを叩き、ダブルボギーフィニッシュ。不動、リ・エスド(韓国)と並ぶ2位タイの位置から2週連続優勝を狙う。
そのほか、諸見里しのぶ、大山志保らが通算5アンダーの8位タイ。古閑美保は通算3アンダーの13位タイ。同一大会3連覇がかかっていた藤田幸希は、通算6オーバーの84位タイで終え、予選ラウンドで姿を消している。