三塚優子が2位に10打差の圧勝でツアー2勝目!
2008/06/22 19:33
茨城県の美浦ゴルフ倶楽部で開催されている、国内女子ツアー第15戦「ニチレイPGMレディス」の最終日。午前中は霧雨程度だったが風は強く、午後になると雨も激しさを増し、選手たちのプレーを妨げることになった。ところが、9アンダー単独首位でスタートした三塚優子には、なんの影響もなかったのか一人スコアを伸ばしていった。
2番、3番で連続バーディを奪った三塚は、6番、8番でもスコアを伸ばし13アンダー。後半も12番パー3から3連続バーディを奪い16アンダーまでスコアを伸ばした。三塚を追いかける選手が伸び悩んだこともあり、終わってみれば2位に10打差。悪天候の中、自己ベストを更新する7アンダー「65」をマークし、ツアー2勝目を地元の茨城県で果たした。
「今日のラウンド内容を覚えていない」という三塚。特にアイアンショットが冴えを見せ、バーディを奪ったホールはすべてピンまで2メートル以内にぴたりとつけた。それもほとんどがまっすぐのラインだったと振り返る。15番パー3のティショットは「池に入ったと思いました」。池方向から風が吹いていたので、池に向かって放ったティショットはグリーンの手前で失速。池に入りそうだったが、枕木にあたってコース側に跳ね返ってくる幸運にも恵まれた。
2位は6アンダーの大山志保。大会連覇を狙った大山だが、2バーディ、1ボギーとスコアを伸ばしきれず、三塚に大差をつけられてしまった。単独3位は5アンダーの小俣奈三香。ラウンド中、単独2位を視野に入れていたが、終盤スコアを落としてしまった。また、今大会はアマチュアは2名が決勝ラウンドに進出。金田久美子と竹村真琴が通算5オーバーで並び、2人によるプレーオフが行われ、金田がベストアマチュアの栄冠をつかんだ。