2008年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン

李知姫が古閑、佐伯とのプレーオフを制す!

2008/05/25 17:13
逆転により、節目となる10勝目を挙げた李知姫

愛知県の中京GC石野コースで行われている、国内女子ツアー第11戦「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」の最終日。スタート時には強い雨が降り続いていたが、午前9時前にはやみ、日中は陽も差し込む蒸し暑い陽気となった。

試合は後半に入り、単独首位からスタートした古閑美保佐伯三貴李知姫による3つ巴の争いに。佐伯が14番でバーディを奪い通算8アンダーで単独首位に立つと、古閑が直後の15番でバーディを奪い佐伯に並ぶ。すると、李が14番から3連続バーディを奪い、古閑、佐伯に追いつき、そのまま3人によるプレーオフに突入した。

18番パー4で行われたプレーオフ1ホール目。古閑と李がパーオン、佐伯の2打目はグリーンオーバーし、奥のラフへ。佐伯のアプローチがカップを逸れた直後、李が6メートルのバーディパットを先に沈める。続けて古閑が打った3メートルのバーディパットはカップを逸れ、早々に決着。李は約2年ぶり、節目となる通算10勝目を手にした。しばらく優勝から遠ざかっていた李は、「優勝できると思っていなかった」と、グリーン上で涙を流した。

通算6アンダーの単独4位に服部道子。通算5アンダーの5位タイに大山志保上原彩子が並んだ。連覇を逃した横峯さくらは、通算4アンダーの単独7位。なお、ベストアマチュアは、通算2オーバーの28位タイで終えた15歳の森美穂が獲得した。

「何回か読み間違えた」というパットが入らず、伸び悩んだ古閑美保
3つスコアを伸ばし、プレーオフへ進んだ佐伯三貴だったが…
最終組スタートの上原彩子は、スコアを伸ばせず5位タイに後退
大山志保は1ストローク伸ばすに止まり、逆転勝利ならず

2008年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン