横峯さくらが1打差の2位へ浮上!李知姫、申智愛と最終組対決
2009/04/18 20:03
熊本県にある熊本空港CCで行われている国内女子ツアー第5戦「ライフカードレディス」の2日目、青い空にまぶしい太陽が顔を出し、気温は23.6度まで上昇。時折、蝉の声も聞こえる暑さの中で、熾烈なデッドヒートが繰り広げられた。
この日、好調なゴルフを見せたのは、2週連続優勝を目指す横峯さくら。前半は多くのバーディチャンスにつけながら、なかなか決め切れなかった横峯だが、9番をバーディとして折り返すと、13番以降の6ホールで4バーディを奪う猛チャージを見せ、この日「68」、通算3アンダーへとスコアを伸ばし、首位と1打差の2位タイに浮上した。
同じく2位タイにつけるのは、先週から日本ツアーに参戦している申智愛(韓国)。「暑さに苦労したけど、昨日よりミスが少なくて良かった」と、5バーディ2ボギーの「69」で回り、得意の最終日に逆転優勝を狙う。韓国では“ファイナル・クイーン”の称号を持つ申は、「その名に泥を塗らないように頑張りたい」と、日本ツアー3勝目へ自信を覗かせた。
好調な2人を抑え、1打差で単独首位に立つのは韓国の李知姫。後半に入り、「グリーンのスピードが急に速くなって難しくなった」と、12番から3連続の3パットで一気にスコアを落としたが、上がり2ホールで連続バーディを奪い返し、かろうじて首位を守った。
通算1アンダーの単独4位は三塚優子。通算イーブンパーの5位タイには、上田桃子が続き、最終組の一組前で優勝争いを繰り広げる。さらに、通算1オーバーの6位タイグループには、不動裕理、原江里菜、山口裕子ら強豪がひしめいている。また、2日連続「76」で通算8オーバーとした金田久美子が、カットラインぎりぎりの46位でプロ入り後初の予選通過を果たしている。