福嶋晃子が単独首位!チャンナ、申の外国勢と直接対決
2008/05/10 18:50
東京都にある東京よみうりCCで開催されている国内女子ツアー第9戦の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」3日目は、朝からしとしと雨が降り続くあいにくの天気となった。その影響でグリーンは柔らかくなり、選手達は前日までとは大きく変わったコースコンディションでのプレーとなった。
決勝ラウンドに入り、その力を見せつけて優勝争いに絡んできたのは、韓国の申智愛(20=ハイマート)。この日ベストとなる「68」で回った申は、11番パー5で残り205ヤードの第2打を7Wで4mにつけてイーグルを奪うなど、随所に好プレーを見せる。同組のプレーヤーをして「ショットが全部ピンに向かっている」と言わしめる抜群の安定感で、前日の8位タイから首位と2打差の通算3アンダー、単独3位に急浮上。最終日は最終組で日本ツアー2連勝を目指す。
その申を抑えて単独首位に立ったのは、この日2つスコアを伸ばして通算5アンダーとした福嶋晃子。先週始めに、ドライバーとアイアンのシャフトを重くしたという福嶋は、先週の最終日に「65」で回るなどクラブとのマッチングが良くなってきている。この日も4つのパー5のうち、3つでバーディを奪うなど圧倒的な飛距離を武器にスコアを伸ばした。明日はチャンナ、申という外国勢とのペアリングとなるが、「良いプレーをしたいですね」と、余裕の笑顔を見せた。
その他、横峯さくらと馬場ゆかりは通算2アンダーの4位タイ。ディフェンディングチャンピオンの全美貞は、通算イーブンパーの6位。前週優勝の古閑美保は、通算3オーバーの8位タイにつけている。