2008年 フジサンケイレディスクラシック

原江里菜が猛チャージ、単独首位に浮上!

2008/04/26 21:26
大会レコードをマーク!単独首位に躍り出た原江里菜

静岡県の川奈ホテルGC富士コースで開催されている、国内女子ツアー第7戦「フジサンケイレディスクラシック」の2日目。朝から厚い雲が空を覆い、午後からは雨も降り出す悪天候に見舞われた。

一日を通して肌寒さを感じる悪条件の中、28位タイからスタートした原江里菜が猛チャージを見せる。「自分でも怖くなった」というパットが冴えに冴え、1イーグル、7バーディ、1ボギー。自己ベストと大会レコードを更新する「64」をマークし、通算7アンダーで単独首位に躍り出た。現在は、東北福祉大学の通信教育学部3学年に在籍。昨年の佐伯三貴に続き、2年連続で現役女子大生が勝利を飾ることができるか。

通算5アンダーの単独2位には、こちらも21位タイから急浮上した佐々木慶子。通算4アンダーの単独3位に、ディフェンディングチャンピオンの佐伯が続く。「後半に雨が降った後でもスコアを伸ばせたので、明日につながると思います」と、逆転勝利に向けて意気込んでいた。

通算3アンダーの4位タイに、大山志保馬場ゆかり飯島茜の3人。横峯さくらは序盤にボギーを重ねて波に乗り切れず、首位タイから通算1アンダーの9位タイに後退した。また、6人が出場しているアマチュアでは、藤本麻子が通算3オーバーの40位タイ、ハワイ在住の金子絢香が通算4オーバーの46位タイで予選を突破した。

佐々木慶子も21位タイから急浮上。単独2位で原を追う
連覇を狙う佐伯三貴は、首位と3打差で最終日最終組を回る
気合を込めたガッツポーズも飛び出た大山志保は、4位タイで最終日へ
馬場ゆかりは首位と4打差の位置から2週連続優勝を狙う

2008年 フジサンケイレディスクラシック