2008年 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント

横峯さくらは逃げ切れず! 韓国の宋ボベがツアー初優勝

2008/03/09 18:27
開幕戦を制したのは、日本ツアー初勝利を飾った宋ボベ!

沖縄県にある琉球GCで行われている、2008年国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」の最終日。6アンダー4位タイからスタートした横峯さくらが、12番までに6つのバーディを奪取。後続との差を広げ、混戦を一歩抜け出したかに見えた。

しかし、その横峯に待ったをかけたのが7アンダー首位タイからスタートした韓国の宋ボベだった。2番でボギーが先行した宋だが、4番パー5でイーグルを奪い7番でもバーディ。そして後半11番パー5で再びイーグルを奪うと12番でもバーディを奪い、12アンダーの横峯をついに捕らえた。

横峯、宋の一騎打ちで終盤までもつれるかに思われたが、横峯は16番パー3でティショットをグリーンオーバーさせると2メートルのパーパットを外しボギー。続く17番でも2メートルほどのパットが決められず、連続ボギーを叩いてしまう。

最終18番パー5でもスコアを伸ばせなかった横峯は、通算10アンダーの単独2位でホールアウト。代わって単独首位に浮上した宋は15番、そして最終18番パー5でもバーディを奪い、通算14アンダーで日本ツアー初優勝を果たした。

3位タイは通算9アンダーの佐伯三貴イム・ウナ(韓国)。5位タイには通算7アンダーで上田桃子全美貞古閑美保の3人が並んだ。上田はこの日3バーディ、1ボギー。疲れた表情は変わらなかったが、スコアメイクに徹底した。対照的に古閑は、前日の鬱憤を晴らすべく後半は攻めのゴルフに転じたが、4バーディ、4ボギーと出入りの激しいゴルフとなり、この日はスコアを1つ伸ばすに止まった。

15番まで6バーディも、残り3ホールで2ボギー。単独2位に終わった横峯さくら
上田桃子は5位タイで終了。一時帰国の疲れも見せず、上位に顔を出すのは流石の一言
3日連続で「69」をマークした佐伯三貴が3位タイに
昨年末の最終予選会をトップで終えたイム・ウナが3位タイの活躍を演じた

2008年 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント