藍が06年以来の国内ツアー制覇に王手! さくらが3打差で追う
2009/04/11 20:00
兵庫県にある花屋敷GC よかわコースで開催されている、国内女子ツアー第4戦「スタジオアリス女子オープン」の2日目。雲ひとつ無い快晴に恵まれる絶好のコンディションとなったが、多くの選手が日に日に固さを増すグリーンと読みにくい風に悩まされ、全体的に伸び悩む展開となった。
その中で、3アンダーの首位タイからスタートした宮里藍と全美貞(韓国)がともに一歩も譲らず、宮里が1バーディ1ボギー、全が4バーディ4ボギーのパープレーでラウンド。3アンダーで首位を並走したまま、明日の最終日を迎える。「今日は粘り強くプレーできました。明日は純粋に(最終日最終組の)雰囲気を楽しみたいですね」と宮里。2006年9月の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」以来となる国内ツアー制覇に王手をかけた。
通算2アンダーの3位タイには、韓国の羅多藝(ナ・ダエ)と宋ボベ、首位タイから後退した北田瑠衣が追う展開。さらに1打差の通算1アンダー6位タイに、この日のベストスコアタイとなる「68」をマークしたイム・ウナ(韓国)と、イーンパーで粘った中田美枝が続いている。
優勝候補に挙げられていた申智愛(韓国)は「グリーンが固くてボールが止まらなくて…」と3ストローク落とし、通算5オーバーの33位タイに後退。金田久美子は「80」の大叩きで、通算12オーバーの85位タイ。開幕から4試合連続の予選落ちを喫している。