2007年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ

不動裕理が記録的なスコアをマークし単独首位!

2007/11/22 18:53
初日に一気に飛び出し、後続に4打差をつけた不動裕理

国内女子ツアー最終戦「LPGAチャンピオンシップリコーカップ」が、宮崎県の宮崎カントリークラブで開幕した。この大会は、今季の賞金ランキング上位25名と、ランキング26位以下の優勝者5名、合計30名が出場している。

初日首位に立ったのは、今大会2003年、04年と連覇している不動裕理宮崎CCに舞台を移した03年以降、不動自身が記録した6アンダー「66」をさらに塗り替える7アンダー「65」。2位以下に4打差をつけるスタートダッシュを見せた。この日の不動は、9月の「日本女子オープンゴルフ選手権競技」で最終日に優勝争いを演じた諸見里しのぶと2サムでラウンド。前回は諸見里を捕らえることができなかったが、この日は元女王の意地を発揮した。

2番、6番で短いバーディパットを確実に決めると、11番、12番でも連続バーディ、さらに13番パー5では3打目のアプローチショットが直接カップイン。一昨年の前半以来というイーグルを奪った。そして締めくくりは18番。ピン奥4メートルに2オンし、下りのデリケートなラインをしっかりと読みバーディフィニッシュとなった。

3アンダー2位は米山みどり大山志保。地元宮崎県出身で昨年の賞金女王大山は、朝一番から気合い全開。1番で1.5メートルのバーディを決めると右手を強く握り締めるガッツポーズ。さらに2番パー5では15メートルのバーディパットを捻じ込み、地元の大ギャラリーを沸かせた。

先週、史上最年少賞金女王を決めた上田桃子は、バーディを4つ奪ったが、ボギーも3つ叩き1アンダー7位タイ。上田と最終組でラウンドした横峯さくらも3バーディ、3ボギーとスコアを伸ばせず、イーブンパーの11位タイとなっている。

1アンダーの7位タイにつけた上田桃子。メジャー初勝利も獲得できるか!?
地元出身の大山志保が2位タイと好スタートを切った
開幕戦以来となる今季2勝目へ向け、2位タイ発進とした米山みどり
初出場ながらイーブンパーの11位タイと、まずまずの滑り出しとなった有村智恵

2007年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ