2007年 大王製紙エリエールレディスオープン

桃子伸びず、さくら猛追で2打差に迫る

2007/11/17 16:17
18番で10mのイーグルパットを沈め、ギャラリーに手を上げて応える横峯さくら

香川県三豊市のエリエールゴルフクラブで行われている国内女子ツアー第35戦「エリエールレディス」の2日目。秋晴れとなったこの日は気温も上昇し、過ごしやすい絶好のコンディションの中での戦いとなった。

初日を単独首位で終え、賞金女王獲得へ突き進む上田桃子だが、この日はショットの冴えがない。立ち上がりの1番パー5では2オンに成功してバーディを奪うが、「比較的簡単な5番ホールまでにチャンスを作れなかった」と、その後は勢いをつけられず、7番パー3では1.5mにつけたが、このチャンスもものにする事が出来なかった。

「今日はショットもパットも悪かったし、バーディチャンスがあまりなかった。パターは打ち切れないことが多かった」という上田は、結局この日は2バーディ1ボギーの「71」。通算7アンダーとスコアを1つ伸ばして、かろうじて単独首位をキープしている。

2位に続くのは、原江里菜茂木宏美の2人。この日「67」とスコアを伸ばした原は、「ショットの調子がすごく良くて、もっといけたと思う」と話し、「桃子先輩が目立ってるけど、もっと自分も目立ちたい!」と貪欲に上を目指している。

一方、初日に出遅れた横峯さくらは、最終18番でイーグルを奪うなどスコアを5つ伸ばして通算5アンダーとし、首位の上田と2打差に迫ってきた。明日は、最終組の1つ前で直接対決とはいかなかったが、充分に逆転可能な位置で最終日を盛り上げてくれそうだ。

7番でバーディチャンスを決められず悔しがる上田桃子。しかし、単独首位は守っている!
調子の良さが顔に出た?終始笑顔でのラウンドとなった原江里菜
ホールアウト後、練習グリーンでは父・良郎氏の熱血指導が行われた
いつも徹底したコーディネートを見せる上原彩子。今日は全身白ずくめで登場した

2007年 大王製紙エリエールレディスオープン