2007年 伊藤園レディスゴルフトーナメント

三つ巴のプレーオフを制したのは3年ぶり優勝の北田瑠衣

2007/11/11 20:33
プレーオフを制し3年ぶりの優勝を飾った北田瑠衣!もちろん来年のシード権も獲得だ!

千葉県長生郡のグレートアイランド倶楽部で行われている、国内女子ツアー第34戦「伊藤園レディス」最終日。朝は前日からの雨が少し残っていたが、最終組がスタートした10時30分の時点では上がり、風も穏やかになった。

5アンダー単独首位でスタートした北田瑠衣がボギーを先行したため、スコアを伸ばした茂木宏美佐伯三貴が一時は逆転。最終組の1つ前の組みでラウンドした佐伯は、15番でこの日5つ目のバーディを奪い、2位に2打差のリードを奪った。

ところが17番パー3でグリーン手前のバンカーに捕まりボギーを叩くと、最終18番は2打目でグリーン左サイドの池に入れてしまう。それでも10メートルのボギーパットをねじ込み5アンダーフィニッシュ。最終組の北田は18番でピン1.2メートルのバーディチャンスを決められず5アンダー。茂木も5アンダーとなり3人でのプレーオフに突入した。

プレーオフは1ホール目に佐伯が脱落。そして2ホール目、両者2オンに成功したが、最初にパッティングを行った茂木はカップを5メートルオーバー。先に北田がパーパットを沈め、返しのパーパットを茂木が外し勝負あり。北田は3年ぶりのツアー4勝目を飾った。

4アンダー4位にはローラ・デービース(イングランド)と、この日6ストローク伸ばしたチャンナ(中国)。3アンダー6位タイはダーディンと李知姫(韓国)の2人が並んだ。優勝すれば賞金女王にさらに近づく上田桃子だったが、この日は2バーディ、2ボギーのイーブン。通算でのイーブンパーの15位タイで終了。横峯さくらは通算4オーバーの30位タイで終了した。

正規の18番では、池ポチャからナイスボギー!プレーオフへ望みを繋いだが・・・
プレーオフ2ホール目で破れ、今季2勝目はならなかった茂木宏美
この日ベストの「66」で回ったチャンナは余裕の表情!?
プレーオフを見守る3人のコーチ達。左からジェイ・ユーン(茂木)、谷将貴(北田)、坂詰和久(佐伯)

2007年 伊藤園レディスゴルフトーナメント