2007年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯

2週連続優勝を狙う飯島か、メジャー2連勝が掛かる横峯か?

2007/09/11 12:15
メジャー大会で優勝争いに絡みながらも、まさかの失格となった大場美智恵

広島県のリージャスクレストGCで行われている今季女子メジャー初戦「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」3日目。週末に入り大会は決勝ラウンドへ、天候にも恵まれて会場には6千人を超すギャラリーが詰め掛けた。

この日スコアを伸ばしたのは、前週優勝で勢いに乗る飯島茜。朝の練習場で、帯同する妹から「今日は体の切れがいいんじゃない」と言われ、それがコースでも発揮できたと喜んだ。6つ奪ったバーディは、すべて1~3mにつけてのもの。「ショットは先週より良いと思う」と2週連続優勝へ向け、2位に2打差をつける通算10アンダーで最終日を迎える。

単独2位はこの日3つスコアを伸ばした横峯さくら。4バーディ1ボギーと安定したゴルフで通算8アンダーとスコアを伸ばした。しかし、朝から体調があまり良くなかったという横峯は、グリーン上での集中力がいまひとつ。「ショットが良いだけに、もったいなかった」と、残念そうに振り返った。

通算6アンダーの3位タイに並ぶのは、不動裕理佐伯三貴の2人。この日同組で回った2人は、ともに「67」とスコアを伸ばして優勝争いに顔を出した。その他、この日「66」のベストスコアを出した福嶋晃子が前日の40位タイから、通算3アンダーの5位タイにジャンプアップを果たしている。

なお、この日通算7アンダーでホールアウトした大場美智恵はアテスト終了後、同伴競技者の署名不備の為、失格となっている。

先週に引き続き、今週も"予感があった"という飯島茜。単独首位で最終日を迎える!
体調が黄信号?それでも3つスコアを伸ばして単独2位の横峯さくら
初日4オーバーから2日で「10」スコアを伸ばして優勝争いに絡む不動裕理
「私の地元なのに不動さんの応援が多くてショックだった・・」と嘆いた佐伯三貴

2007年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯