2007年 新キャタピラー三菱レディース

横峯さくらが余裕の逃げ切りV! 今季2勝目を挙げる

2007/08/19 17:27
「全英」はすごく良い経験になった、という横峯が今季2勝目を達成した

神奈川県にある大箱根CCで開催されている、国内女子ツアーの第22戦「新キャタピラー三菱レディース」の最終日。通算12アンダーの単独首位からスタートした横峯さくらが通算13アンダーとスコアを伸ばして逃げ切り、今季2勝目を達成した。

この日、岡本綾子が1980年の「北陸クイーンズ」で記録した、パー73設定での54ホール最小ストローク記録、通算14アンダーの更新も期待されていた横峯は、初日、2日目とイーグルを奪っていた1番をバーディ発進。その後も8番、13番とバーディを重ねて通算15アンダーとし、独走態勢のまま優位に試合を進めた。しかし17番、18番で連続ボギーを叩き、最終的に通算13アンダー止まり。それでも2位に2打差をつける余裕の逃げ切り勝利を果たし、賞金ランキングも3位に浮上。横峯の強さを改めて証明する大会となった。

続く単独2位は、通算11アンダーとスコアを伸ばした大山志保。通算5アンダーの6位タイからスタートした大山は、前半で1つ伸ばして折り返した後半で爆発。17番までに4つのバーディを積み重ね、迎えた最終18番もバーディフィニッシュとし、この日のベストスコア「67」をマーク。最終日に女王の意地を見せ、大きな存在感を示して大会を終えた。

通算9アンダーの単独3位には、この日4つスコアを伸ばした福嶋晃子。さらに通算8アンダーの4位タイには、佐伯三貴服部道子が続いている。また、古閑美保は通算4アンダーの11位タイ、諸見里しのぶは通算2アンダーの22位タイで終えている。

最終日に猛追を見せたが、2打及ばず2位に終わった大山志保
2週連続Vは逃がすも3位フィニッシュ。存在感を示した福嶋晃子
バックナインに入り失速した服部道子は、通算8アンダー4位タイに終わった
最終組スタートとなった佐伯三貴だったが、終盤のボギーが響き4位タイに

2007年 新キャタピラー三菱レディース