独走態勢に入った張娜を、横峯さくら、全美貞らが追う!
2007/07/21 17:02
千葉県にある習志野CCキング・クイーンコースで行われている、国内女子ツアー第18戦「クラシエ フィランソロピーLPGAプレーヤーズチャンピオンシップ」の3日目。首位と3打差の3位タイからスタートした中国出身の張娜(チャンナ)が通算8アンダーとし、2位以下に5打差をつけて単独首位に踊り出た。
「今日の目標は全部パーをとることでした」と話す張娜だったが、パーどころか5バーディ、ノーボギーという目標以上のラウンド。ツアー初優勝を飾った「We Love KOBEサントリーレディスオープンゴルフトーナメント」も4日間競技だったが、この週も3日目終了時点で後続に8打差の大差をつけていた。得意の逃げ切り体勢に入った張娜が、明日の最終日にツアー2勝目を狙う。
その張娜を5打差で追う通算3アンダーには、ディフェンディングチャンピオンの全美貞、横峯さくら、この日のベストスコアタイとなる「68」をマークして一気に浮上した有村智恵、ティミー・ダーディン(オーストラリア)の4人がグループを形成。いずれも爆発力を備えているだけに、明日の猛追が期待される。
単独首位でスタートした入江由香は、スコアを4つ落として通算2アンダーの6位タイに後退。賞金ランキングトップを走る上田桃子も、同じく6位タイの位置から今季4勝目を狙う。また、不動裕理は通算2オーバーの20位タイ、大山志保は通算6オーバーの38位タイ。アマチュアで唯一予選を通過している横山恭子は、通算4オーバーの27位タイにつけている。