来季のツアーシード権に向けて熾烈な戦いが始まる
2003/11/18 18:00
国内女子ツアー第29戦「大王製紙エリエールレディスオープン」が、11月21日(金)から23日(日)までの3日間、愛媛県松山市にあるエリエールゴルフクラブ松山で開催される。次週の大会は国内女子ツアー優勝者と、現在までの賞金ランクが20位までの選手しか出場できないため、今季最後のオープンエントリーとなった。
来季シード権を獲得するためには50位以内に入らなければならない。現在賞金ランキングで下位に甘んじている選手も、優勝をすればもちろんのこと、上位に入ることが出来れば逆転の可能性も十分にある。
今大会で注目したい選手は、10月末に行われた「マスターズGCレディース」で初優勝を飾り、先週の大会でも8位には入った21歳の竹末裕美。最近10試合でトップ10入り5回とシーズン中盤から調子をあげてきた25歳の佐藤靖子。今季はまだ未勝利だが2位が2回とキャリア通算4勝を誇る大場美智恵が出場。3人とも好調を持続しているだけに、優勝の期待がかかる。
デビュー戦となった先週の「伊藤園レディスゴルフトーナメント」では1打及ばず予選落ち。プロの洗礼を受けた宮里藍や、米国ツアーQスクールで見事来季のツアーシード権を獲得した東尾理子にも注目したい。