上位陣混戦模様、ルーキー竹末が一歩抜け出し単独首位へ
2003/07/05 18:00
国内女子ツアー第12戦「ベルーナレディースカップゴルフトーナメント」2日目。各選手確実にスコアを伸ばしていく中、単独首位に躍り出たのがルーキーの竹末裕美であった。
1番では3パットしてしまうなど幸先不安ではあったが、6番、17番ではベタピンにつけバーディを奪うなど終わってみれば、7バーディ、1ボギーの通算8アンダーで最終日を迎えることとなった。
また、初日5アンダー2位と高位置につけていた山口裕子は、途中でトップに立つもスコアを伸ばしきれず、4バーディ、2ボギー、通算7アンダー首位と1打差で明日逆転優勝を狙う。
2日目出場選手の中でもっとも良いリズムでショットしていたのが高橋美保子。5番から9番まで5連続バーディを奪うなど、7バーディ、ノーボギーの完璧なゴルフ。終わってみれば大会コースレコードを更新するといったおまけつきであった。2日目を終えて通算6アンダー、トップと2打差で十分優勝を狙える位置だけに、この調子を持続してもらいたい。
一方、初日5連続バーディで首位に躍り出た曽秀鳳は出入りの激しい展開。この日イーブンパーでまとめ、通算6アンダー4位と順位を下げる形となってしまった。最終日の巻き返しに期待したいところだ。
上位陣を見てみると、2日目にスコアを伸ばしてきた選手が大半をしめているため、この勢いのまま最終日をむかえられるかが鍵となるだろう。この時点で誰が勝ってもおかしくない展開なだけに、最終ラウンドが楽しみである。