念願のショベルカーをゲット!木村が今季初勝利
2004/08/22 18:00
神奈川県にある大箱根カントリークラブで行われている、国内女子ツアー第17戦「新キャタピラー三菱レディース」の最終日。この日も天候は快晴、絶好のコンディションの中、最終ラウンドが行われた。
7アンダー首位スタートの木村敏美は、前半で1つスコアを伸ばすと、後半10、12番でさらにバーディを積み重ね2桁の大台に乗せた。このまま難なく逃げ切るのかに思われたが、直後の13番で痛恨のダブルボギーを叩き一歩後退。しかし、その後はパープレーで切り抜け最終18番をバーディで締めくくり通算9アンダーで今季初優勝、2002年「SANKYOレディースオープン」以来、ツアー通算9勝目を飾った。
これで大会初日から言い続けていた副賞のショベルカーを獲得。600坪の庭いじりをするのに欲しかったとのこと。狙っていた大会で見事優勝を飾ることができた。
また通算6アンダーの2位タイには、最終日にスコアを伸ばした藤井かすみ、大会連覇を狙っていた不動裕理。通算5アンダーの4位タイには日本に帰ってきてから常に上位に入っている福嶋晃子、ツアー通算5勝を誇る天沼知恵子が入っている。
そのほか、2週連続優勝がかかっていた北田瑠衣は、この日スコアを3つ落として通算1アンダーの13位タイでフィニッシュ。初日大きく出遅れた宮里藍は、この日4ストローク伸ばす快心のゴルフを披露し、1オーバーの24位タイで競技を終えた。