2003年プロテストトップ合格の川原由維が首位発進
2004/07/23 18:00
国内女子ツアー第15戦「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」が、北海道美唄(びばい)市にあるアルペンゴルフクラブ美唄コースで開幕した。北海道のコースに各選手が苦戦している中、この日唯一アンダーパーでラウンドしたのは、2003年プロテストでトップ合格を果たした川原由維だった。
川原は、前半2バーディ3ボギーと我慢のゴルフが続いた。だが後半に入ると、10番、17番でバーディを奪い、1アンダーでまとめて単独首位に踊り出た。7月に行われたステップアップツアー「東芝 電子デバイスレディースカップ」で2位以下に5打差をつける圧勝。現在、勢いに乗っている選手の1人だ。
また、イーブンパーの2位タイには、大山志保、阿蘇紀子、魏ユンジェ、門川恭子、坂上晴美、中野晶の6人が並ぶ大混戦。とくに大山は、先週行われた「スタンレーレディス」で5位タイに入っており、好調を維持している。
一方、ツアー30勝まであと1勝に迫った女王不動裕理は、前半4ホールで3つボギーを叩き、出鼻をくじかれた。一時は4オーバーまで後退したが、13番でのバーディをきっかけにペースを取り戻し2つ返して、2オーバーの16位タイで初日を終えた。
そのほかアマチュア対決では、金田久美子が1オーバー8位タイの好発進。先週の巻き返しを図りたい横峯さくらは、6オーバー61位タイと出遅れている。