宮里藍まさかの失速!女王不動が今季4勝目一番乗り!
2004/07/18 18:00
静岡県裾野市にある東名カントリークラブで開幕した、国内女子ツアー第14戦「スタンレーレディスゴルフトーナメント」の最終日。宮里藍、不動裕理、服部道子と実力者が揃った最終組。宮里藍は1打差のアドバンテージを生かすことができたのか。
前半、上位選手がスコアを伸ばす中、宮里藍は1番、7番でボギーを叩き、優勝争いから大きく後退。終盤16、18番でようやくバーディを奪うも時すでに遅し。結局この日はスコアを伸ばせず通算9アンダーの5位タイで競技を終えた。
前の組でラウンドしていた西塚美希世、大山志保、斉藤裕子、古閑美保がスコアを伸ばしたがあと一歩届かず、優勝争いは最終組でラウンドした不動と服部の2人に絞られた。
前半で1つスコアを伸ばした不動は、後半12番から14番で3連続バーディを奪い、一気に通算12アンダーまで伸ばして首位に立つ。同じ組でラウンドしていた服部が後半から怒涛のチャージをかけるも1打差届かず、不動が見事な逆転勝利を収めた。3週間ぶりの国内ツアー戦となったが、今季4勝目一番乗り。また、大会連覇達成とともに、賞金ランキングでも再び宮里藍との差を広げて首位の座を守った。
そのほか、大会初日に首位に並んで注目を集めた14歳のアマチュア宮里美香は、最終日に1つスコアを落としてしまい、通算5アンダーの17位タイで競技を終えている。