3アンダー3位のウェブが、横峯、宮里に一歩リード
国内女子ツアー第6戦「サロンパスワールドレディスゴルフトーナメント」が、、東京都の東京よみうりカントリークラブで開幕。初日首位に立ったのは5アンダーをマークした大山志保。1打差の4アンダー単独2位に片山晋呉の妹、真里。そして3アンダー単独3位にカリー・ウェブがつけている。
2000年、01年に大会連覇を果たしたカリー・ウェブが、宮里藍、横峯さくらと同じ組でラウンドすることもあり、初日から1万404人に及ぶ大ギャラリー(1988年以降のツアー施行後最高の記録)が会場に詰め掛けた。その中で宮里はオレンジ色のシャツ。横峯は水色のベストを着用。そしてウェブは白いシャツにピンクのショートパンツと鮮やかな色合いが登場した。
10番ホールのインコースからスタートした前半は、ウェブがいきなりダブルボギーを叩くなどショット、パットともに精彩を欠き1オーバー。宮里と横峯は1アンダーで折り返した。横峯は17番パー5でピン手前2メートルに2オンさせイーグルを奪った。また、3人ともティショットは安定していたため、ギャラリーはドライバーの飛距離対決も楽しんだ。平均すると横峯が10ヤード程度先を行き、宮里とウェブは殆ど同じような距離を飛ばしていた。
後半に入ると宮里はスコアを1つ落とし、横峯は1アンダーをキープするのがやっと。逆にウェブが4番パー5から3連続バーディを奪うなどスコアを伸ばした。初日を終えてウェブの3アンダー3位に対し、横峯は1アンダー13位。宮里はイーブンパーの22位。今週は4日間の長丁場のため、明日以降のスコア次第では宮里にも優勝のチャンスは充分にある。
2アンダー4位グループには先週の「カトキチクイーンズゴルフトーナメント」で最終日を首位で迎えながら優勝を逃した古閑美保や、三井美智子、西川みさとなど9人が並ぶ混戦となっている。