魏ユンジェが今季2勝目 横峯は2位に終わる
2006/11/19 18:00
国内女子ツアー第35戦「大王製紙エリエールレディスオープン」最終日。昨夜からの強い雨は朝には上がったが、時折細かい雨がぱらつく中でのラウンドとなった。
最終日をトップタイで迎えたのは、アマチュアの藤本麻子と魏ユンジェの2人。藤本が76とスコアを崩したのに対し、魏はこの日もスコアを伸ばして通算9アンダーとし、見事に今季2勝目を達成した。
2番ホールで幸先良くチップインバーディを奪うと、最後まで終始安定したプレーを見せた魏は、「嬉しいです!前半から調子が良かったので、落ち着いてプレーしたら優勝出来ると思っていました。目標は来週(の最終戦)だったんだけど、一週早くなりましたね。来週、大丈夫かな(笑)」と、流暢な日本語で振り返った。
1打差の2位には、横峯さくらと全美貞の2人が続いた。横峯は、終盤の15番、17番、18番と3パットでチャンスを逃したが、「手応えは掴めているので、来週は優勝を目指して頑張りたいです」と、早くも地元での最終戦に気持ちを切り替えている。
なお、今大会がフルフィールドでの今年最後の大会ということで、来季の賞金シードも確定。今大会で単独6位に入った佐々木慶子が飛び込みでシードを獲得。前週2位、今週16位タイの白戸由香もシードを守った。一方で、初日トップタイの成田いづみは、26位タイに沈み、シード獲得はならなかった。