2006年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント

宮里藍が国内女子ツアーで3連勝!横峯さくらは12位タイ

2006/09/24 18:00
第2の故郷 宮城での今大会は優勝したかった!という宮里藍。思い出の地で3年ぶりの優勝を果たした

宮城県の利府ゴルフ倶楽部で行なわれている、国内女子ツアー第27戦「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」の最終日。2位タイからスタートした宮里藍が、通算2アンダーとして、唯一アンダーパーでスコアをまとめ、昨年から続けて、国内女子ツアーで3連勝を飾った。

この日の宮里は連続バーディと好発進を見せ、一気に勢いに乗るかに見えた。しかしその後はバーディがなかなか奪えず、9番、13番でボギーを叩いてしまう苦しい展開となった。それでも14番でバーディを奪うと、続けてボギーとバーディを繰り返し、この日1アンダー。それでも他の上位陣がスコアメイクに苦しむ中アンダーで周り、通算2アンダー。2位以下に3打差をつけ、帰国後2連勝、昨年から連続3連勝を成し遂げた。

単独の2位には、この日前半で4つのバーディを奪いノーボギーとスコアを伸ばしたものの、後半に入って「14番で3パットしてからリズムを崩した」と言うように4連続ボギーとスコアを崩してしまった大山志保が、通算1オーバーでフィニッシュ。続く単独の3位には、藤井かすみが通算3オーバーとした。

一方、単独首位からスタートした坂東貴代は、この日ノーバーディ、7ボギーと苦しみ、通算4オーバー。「途中で力が抜けてしまいました」とコメントし、4位タイで終わっている。また、昨年の覇者として期待の集まった横峯さくらは、通算6オーバーの12位タイ。また、今季プロテストトップ通過の有村智恵は、通算5オーバーの8位タイとして今大会を終えている。

15番でパーパットを外し悔しがる大山志保。4連続ボギーを叩き宮里を追い詰めることはできなかった

2006年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント