2006年 サロンパスワールドレディスゴルフトーナメント

大山志保が単独トップに!横峯さくら、P.クリーマーらは苦しい展開

2006/05/05 18:00
18番ホール、3メートルのバーディパットを外したポーラ・クリーマー。この日を物語るかのような結果に思わず悔し涙が・・・

東京都にある東京よみうりCCで行なわれている、国内女子ツアー第7戦「サロンパスワールドレディスゴルフトーナメント」の2日目。時折強風が吹く難しいコンディションの中、通算6アンダーまでスコアを伸ばした大山志保が、単独トップに立った。

大山は5番、6番で連続バーディを奪うなど、6バーディ、ノーボギーでホールアウト。一気に首位に躍り出た。「今日はショットが良かったです。ドライバーも飛んでましたし、アイアンも風に負けない強い球が出ました。クラブを変えたおかげかも知れません。アイアンのシャフトをSのカーボンにしてから強いボールが出るようになったんです。飛び過ぎてオーバー気味だったので、明日からは距離を調節していきたいですね」

通算5アンダーの単独2位には、4バーディ、4ボギーとパープレーながら、前日の貯金を生かして上田桃子がつけ、通算3アンダーの3位タイに古閑美保曽秀鳳(台湾)の2人が浮上している。

この日、一番ギャラリーを集めたのが、ポーラ・クリーマー(アメリカ)、不動裕理横峯さくらの組。ところが3人とも思うようなプレーができず、横峯が1バーディ、1ボギーで通算2オーバーの27位タイ。ポーラも1バーディ、3ボギー、1ダブルボギーと4つスコアを落として通算4オーバーの42位タイと低迷。特に痛かったのが10番のダブルボギー。昨年は、日本では2戦2勝と負けなしだったポーラだが、今大会はパッティングの不調が響いて大苦戦。そんな中、不動だけは4バーディ、3ボギーとスコアを1つ伸ばしたものの、通算1オーバーの16位タイ止まり。3人とも苦しい展開で2日目を終えている。

トップに立った大山志保(左)と3位タイにつけた古閑美保(右)は同組でのラウンドだった

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