2009年 サン・クロレラ クラシック

石川遼が首位を死守、完全優勝に王手!

2009/08/01 13:56
2位に2打差をつけ単独首位を死守! 完全優勝をかけ、明日の最終日に臨む

北海道の小樽CCで開催されている、国内男子ツアー第9戦「サン・クロレラクラシック」の3日目。スタート前から夏を思わせる強い日差しが照りつけ、最高気温は23度まで上昇。暑さに負けず、約6千人ものギャラリーが会場に詰め掛けた。

単独首位で最終日を迎えるのは、初日からその座を守り続ける石川遼。アイアンショットの精度を欠き、この3日間で自身最多となる4つのボギーを叩いたが、2日目に続き4つのパー5全てでバーディを奪うなど、5バーディを奪取。1ストローク伸ばし、通算12アンダーでホールアウトした。2位とは2打差。「シンプルに考えて、優勝に一番近いのは僕だと思います」と、今季2勝目に向けて意気込みも十分。ツアーでは自身初となる完全優勝に挑む。

通算10アンダーの単独2位には、初日から首位争いを続けている山下和宏。「前半でボギーが2つ先行して、途中どうなるかと…」と振り返るが、以降はパットが冴えて3バーディを奪取。「明日はチャンスだと思う」と、ツアー初勝利を狙う。

通算9アンダーの単独3位にブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)。通算8アンダーの4位タイに、藤田寛之津曲泰弦池田勇太の3人。通算7アンダーの7位タイに、片山晋呉矢野東冨山聡が続いている。

アイアンは精度を欠いたが、やはりパー5でバーディを奪えているのが大きい
最終組でも動じず、単独2位で最終日を迎える山下和宏
最終ホールのボギーはもったいなかったが、首位と4打差で最終日へ
北海道未勝利の片山晋呉は、5打差の7位タイから石川遼を追う
石川遼をしばしばオーバードライブしていた津曲泰弦だが、4位タイに後退

2009年 サン・クロレラ クラシック