石川遼が首位と2打差に浮上!首位はインドのJ.M.シン
2008/12/05 18:19
東京都にある東京よみうりカントリークラブで開催されている、国内男子ツアーの最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の2日目。スタート前から強風が吹き荒れ、全体的に伸び悩む展開に。正午過ぎには小雨もパラつき始め、最終組がホールアウトする頃には本格的に降り出した。
初日7アンダー単独首位に立った横尾要は、前半9ホールでは強風に耐え全てパーで通過した。しかし後半に入ると、11番、12番、そして前日トリプルボギーを叩いた最終18番でもボギーを叩き、通算4アンダー4位タイに後退した。
代わって首位に浮上したのは、インドのジーブ・ミルカ・シン。5バーディ、3ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフになったが、スタート時の6アンダーをキープし単独首位に浮上した。
1打差の通算5アンダー2位タイは、宮本勝昌と武藤俊憲の2人。そして通算4アンダー4位タイには石川遼、デビッド・スメイル(ニュージーランド)、横尾の3人が並んでいる。3アンダーからスタートした石川は、1番でバーディを奪うが、その後3つのボギーで2アンダーまで後退。しかし後半の11番、12番で連続バーディを奪うと、その後は全てパーでまとめた。
さらに1打差の通算3アンダー7位タイは、片山晋呉、深堀圭一郎、手嶋多一、藤田寛之といった日本ツアーのベテラン勢が並んでいる。3日目以降は天候が回復する見込みだが、この日のような風が吹いたら、一日で順位が大きく替わる可能性もある。