2008年 キヤノンオープン

桑原克典が首位浮上!石川遼は4戦ぶりの予選突破

2008/10/10 19:57
高額賞金の掛かった大会で、上位にはいりシードを決めたい桑原克典

神奈川県にある戸塚カントリー倶楽部・西コースで行われている国内男子ツアー第17戦「キヤノンオープン」の2日目、この日も朝から晴れ渡った会場には、3,511人のギャラリーが詰め掛けた。前日までは雨の影響で軟らかかったコースも、昨日からの晴天で乾き始めている。

そんな中、2日目を終えて通算7アンダーの単独首位に浮上したのは、この日「68」で回った桑原克典。初日は後ろから3組目のスタートだったが、この日は第一組のスタート。「昨日とは別グリーンだった」という桑原は、昨日の重い感触が残ったままの出だしだったが、2番で奥から5mのバーディパットが「ガコンと入った」と運も味方する。その後はすぐにアジャストした桑原は、5バーディ1ボギーとスコアを伸ばした。

単独首位の好位置にも、「自信はあまりないです。とりあえず、シードが欲しい」と本音を覗かせる。06年からシード落ちが続いている桑原だが、今年はここまで1,400万円余りを稼ぎ出している。残り2日間を上位で終えれば、シード当確となるはずだ。

2位タイに続くのは、藤田寛之F.ミノザ原口鉄也清田太一郎の4人。さらに1打差の6位タイに、片山晋呉ら4人が続いている。なお、この日「71」で回った石川遼は、通算1アンダーとスコアを伸ばし、4試合ぶりの予選通過を決めている。

2日続けて「69」でラウンドしたF.ミノザが、2位タイに浮上
初日トップの原口鉄也は、この日は1つスコアを伸ばして2位タイ
「パターに助けられました」という清田太一郎。2位タイに浮上
4戦ぶりに予選を突破し、決勝ラウンドでの爆発が期待される石川遼

2008年 キヤノンオープン