ミト・ペレイラと佐藤大平が首位 前週Vの石川遼は62位
◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 初日(17日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7042yd(パー71)
招待選手として出場のミト・ペレイラ(チリ)と佐藤大平が6アンダーで首位に並んだ。それぞれ7バーディ、1ボギーの「65」、ボギーなしの6バーディで回った。
シード3年目の佐藤は9月までにトップ10に2回入ってから、上位でのプレーに見放されていた。得意のパッティングが不振に陥り、「1年か半年くらいイメージがなくなってしまっていた」という。悩みが晴れたのが3週前。練習を重ねるうちに描いていた「ラインへの乗せ方、球の出方」が戻ってきた。
自信がよみがえったパッティングに、この日はフェアウェイキープ率78.57%(11/14)と安定したティショットが噛み合い、初勝利へ絶好のスタート。賞金ランキングは現在46位で「JT(日本シリーズ)に出てこそシード選手かなと思う」と最終戦出場への意欲を口にした。
首位と1打差3位は賞金ランキング2位の星野陸也と岩崎亜久竜。2打差5位に米ツアー1勝のコーリー・コナーズ(カナダ)、今平周吾、木下稜介、大西魁斗ら7人が入った。
世界ランキング15位のトム・キム(韓国)は3バーディ「68」で回り、米PGAツアー1勝のアーロン・ワイズと同じ3アンダー12位。今季3勝して日本ツアーのトップを走る比嘉一貴は「69」とし、2アンダー27位とした。
プロ3戦目の蝉川泰果は1アンダー44位。前週「三井住友VISA太平洋マスターズ」優勝の石川遼は「72」と苦戦して1オーバー62位と出遅れた。
<上位成績>
1T/-6/ミト・ペレイラ、佐藤大平
3T/-5/星野陸也、岩崎亜久竜
5T/-4/コーリー・コナーズ、今平周吾、木下稜介、大西魁斗、清水大成、大岩龍一、
幡地隆寛
12T/-3/アーロン・ワイズ、トム・キム、片山晋呉、小平智 ほか