ZOZO切符をつかむのは 小平智が1年ぶり日本ツアーでリスタート
2021/10/05 12:08
◇国内男子◇ブリヂストンオープン 事前情報◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース (千葉)◇7119yd(パー71)
国内男子ツアーも賞金加算大会は残り8試合となり、終盤戦を迎える。1972年に始まった歴史あるトーナメントが昨年コロナ禍の中止を経て7日(木)から2年ぶりに開催される。
前回2019年は台風19号の接近で週末の決勝ラウンドが行われず、今平周吾が36ホール短縮競技を制して連覇を達成した。倉本昌弘、丸山茂樹、谷口徹、池田勇太といった名プレーヤーたちが届かなかった大会史上初3連覇への挑戦。3シーズン連続賞金王へ、トップに立つチャン・キムを追っていく上でも好相性のトーナメントで今季2勝目を狙っていきたい。
今大会の優勝者と、有資格者を除く2位以下の上位2人(同順位の場合は2021年度の賞金ランキング順)には21日開幕の日米共催「ZOZOチャンピオンシップ」(千葉・アコーディア・ゴルフ習志野CC)出場権を付与。21年の賞金ランク上位者以外にもチャンスが残されている。
2020-21年シーズンを終えてPGAツアーの出場権を逃した小平智はリスタートの一戦。5年前に優勝した舞台で昨年9月「フジサンケイクラシック」以来の国内ツアーに臨む。
石川遼は今大会終了後に米下部コーンフェリーツアーの予選会に出場するため渡米予定。今週を終えて賞金ランク5位以内なら11月のファイナルから戦えるが、現在5位の大槻智春とは約1900万円差。セカンド免除には優勝賞金2200万円の上積みが必須となる。
<主な出場予定選手>
今平周吾、池田勇太、石川遼、稲森佑貴、岩田寛、大槻智春、片山晋呉、金谷拓実、木下稜介、チャン・キム、香妻陣一朗、小平智、谷口徹、時松隆光、比嘉一貴、久常涼、スコット・ビンセント、星野陸也