2021年 フジサンケイクラシック

ツアー再開&星野陸也の飛躍から1年 石川遼は20代最後の試合

2021/08/31 12:06
ツアー再開戦となった前年は星野陸也が大会2勝目を挙げた

◇国内男子◇フジサンケイクラシック 事前情報◇富士桜CC(山梨)◇7566yd(パー71)

国内男子ツアーは2020年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で8カ月の中断を経て、9月の「フジサンケイクラシック」で再開した。節目のゲームからちょうど1年。20―21年シーズンで2回目の開催となる大会は観客を動員して9月2日(木)にティオフする。

前回は星野陸也が大会2勝目をマーク。通算9アンダーの首位で並んだ堀川未来夢との3ホールにわたるプレーオフを制した。富士桜CCでの戦いをきっかけに、今季ここまで3勝し賞金レースをリード。「東京五輪」代表につながる、きっかけのひとつになった4日間でもある。

金谷拓実は前年、アマチュアとしての最後のツアー競技を戦い5位でフィニッシュした。5月以降の欧米ツアーでは思うように成績が残せなかったが、国内復帰後は2試合ともにトップ10入りしている。

9月17日に30歳の誕生日を迎える石川遼にとっては今大会が20代最後のトーナメント。前週の「Sansan KBCオーガスタ」ではスコット・ビンセント(ジンバブエ)に1打差の2位で終えた。2009年から2連覇したコースで今季初勝利を狙う。

18ホールの設定はパー71(7566yd)。535yd設定のパー4である5番は今年も議論を呼ぶかもしれない。

<主な出場予定選手>
星野陸也池田勇太石川遼石坂友宏稲森佑貴今野大喜今平周吾岩田寛片山晋呉金谷拓実木下稜介チャン・キム谷口徹谷原秀人時松隆光比嘉一貴スコット・ビンセント堀川未来夢

2021年 フジサンケイクラシック