重永亜斗夢が首位発進 1打差に岩田寛 特例出場の今平周吾は44位
◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 初日(19日)◇フェニックスカントリークラブ(宮崎)◇7042yd(パー71)
重永亜斗夢が6バーディ、ノーボギーの「65」でプレー。2018年「東建ホームメイトカップ」以来のツアー2勝目へ、6アンダー単独首位発進を決めた。
国内開幕(9月)を待つ間、ずっと1Wの調整を続けていたという重永は「(契約する)キャロウェイのスタッフにめちゃくちゃ動いてもらって、きのうやっと合うのが見つかった」と頼れる相棒をゲットして、全てのピースがはまったという。
前週優勝した香妻陣一朗とは同じ九州出身で、1月には出水田大二郎も加えた3人でハワイ・ワイアラエCCをラウンドした。「ジンがソニーオープン出場を決めたのはうらやましい。自分も優勝してハワイに行きたい」と、同CCで開催される米ツアー出場権獲得に闘志を燃やす。
ツアー2勝の岩田寛が1打差2位。10月「日本オープンゴルフ選手権」を制した稲森佑貴は5バーディ、1ボギーの「67」で回り、出水田、チャン・キム、永野竜太郎、時松隆光、池村寛世らと並んで4アンダー3位につけた。
3アンダー12位に金谷拓実、星野陸也、谷口徹、秋吉翔太のほか、前週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で3位だったアマチュア中島啓太(日体大2年)らがつけた。
メジャー「マスターズ」を経て、入国制限に関する特例で出場している前年覇者の今平周吾は3バーディ、3ボギーの「71」。香妻、片山晋呉、アマチュア米澤蓮(東北福祉大3年)らと並んでイーブンパー44位。
石川遼は1バーディ、4ボギーの「74」でプレー。宮里優作、小斉平優和らとともに3オーバー71位と出遅れた。
<上位成績>
1/-6/重永亜斗夢
2/-5/岩田寛
3T/-4/出水田大二郎、稲森佑貴、永野竜太郎、時松隆光、池村寛世ほか
12T/-3/市原弘大、金谷拓実、中島啓太(アマ)、星野陸也、秋吉翔太、谷口徹、武藤俊憲ほか
24T/-2/池田勇太、木下稜介、宮本勝昌、大槻智春、河本力(アマ)、杉原大河(アマ)