2008年 中日クラウンズ

近藤智弘がプレーオフを制す! 地元で勝利を飾る

2008/05/04 18:57
プレーオフを制し、地元で嬉しい勝利を飾った近藤智弘

愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部和合コースで行われている、国内男子ツアー第3戦「中日クラウンズ」の最終日。通算9アンダーでホールアウトした近藤智弘と藤田寛之がプレーオフに突入し、これを制した近藤が通算4勝目を達成した。

共に2位タイからスタートした近藤と藤田、さらに9番からの3連続バーディで浮上してきた片山晋呉も加わり、11番を終えて3人が通算9アンダーで首位に並ぶ展開となった。その後、藤田が12番でボギー、片山が14番でボギー。17番を終えるまで近藤が単独首位に立っていたが、最終18番で藤田がバーディを奪い、土壇場で追いつく。最後は地元の応援が後押ししたのか、愛知県出身の近藤が地元で嬉しい勝利をもぎ取った。

片山は、14番のボギー以降はスコアを伸ばすことができず、プレーオフに1ストローク及ばない通算8アンダーの単独3位で終了。通算7アンダーの4位タイには、首位の座を守りきれなかった川岸良兼と、鈴木亨のベテラン勢が入った。他、ディフェンディングチャンピオンの宮瀬博文は通算3アンダーの12位タイ。17歳の海外招待選手、タッド・フジカワは、通算4オーバーの48位タイで終えた。

最終18番で追いつくも、惜しくもプレーオフで敗れた藤田寛之
僅かに1ストローク及ばず、プレーオフ進出を逃した片山晋呉
単独首位からスタート川岸良兼だったが、2打のリードを守りきれなかった
久々に上位争いを演じたベテラン、鈴木亨。大会を大いに盛り上げた

2008年 中日クラウンズ