国内今季初戦 地区OP連勝の石川遼がツアーで再始動

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 事前情報◇東建多度カントリークラブ・名古屋（三重）◇7081yd（パー71）

2018年の日本男子ツアーは国内開催ゲームの初戦を迎える。1月のアジアシリーズ2試合に続くシーズン第3戦。約2カ月のオープン期間を経て再開する。

前年大会は後続に2打差以上をつけて首位で最終日を迎えた梁津萬（中国）が通算16アンダーで逃げ切り、ツアー2勝目を飾った。直近4年は15アンダー前後が優勝スコアだが、当地ではコース上空を吹き抜ける風によって戦況が大きく変わる。

国内ツアーに本格復帰し、選手会長に就任した石川遼は大会に6年ぶりに参戦する。前週はツアー外競技「千葉オープン」、「岐阜オープンクラシック」（いずれも2日間競技）で2連勝を飾り、今週に弾みつけた。予選ラウンドはツアー通算2勝の時松隆光、昨季の下部ツアー賞金トップの大槻智春と同組になった。石川の弟のアマチュア・石川航（日体大1年）もフィールドに入った。

前年の賞金王・宮里優作は欧州ツアー、ランキング2位の小平智は米ツアーに出場するため不在になる。稲森佑貴、大堀裕次郎、星野陸也らは初勝利を待たれる存在。キム・キョンテ（韓国）や小田孔明、藤田寛之らベテランの歴代賞金王も復権を狙う。メジャー初戦「マスターズ」を終えた池田勇太は海外遠征から1か月半ぶりに帰国してエントリーしたが、開幕2日前の10日（火）に体調不調のため欠場が決まった。

＜主な出場予定選手＞
梁津萬、石川遼、岩田寛、小田孔明、片山晋呉、川村昌弘、キム・キョンテ、薗田峻輔、ソン・ヨンハン、谷口徹、時松隆光、藤田寛之、藤本佳則、星野陸也、石川航（アマ）

※10日に池田勇太の欠場を追記しました。