賞金王への道 チャン・キムを追う池田&宮里は予選同組
2017/11/07 12:17
◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 事前情報◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7246yd(パー72)
富士山のふもとで行われる伝統のトーナメントは9日(木)、今年で45回目の開幕を迎える。前年大会で2位に7打差をつけて優勝した松山英樹は欠場するが、ツアーの精鋭84人が賞金総額2億円(優勝4000万円)を争う。
今シーズンは残り4試合となり、賞金王レースが佳境に入った。前週の「平和PGMゴルフ」で今季3勝目を飾ったチャン・キム(米国)がトップに浮上。約1300万円差の2位には2年連続の賞金王戴冠がかかる池田勇太がつけた。池田から3位の宮里優作、4位の小平智までの差は約260万円とわずか。1打が状況を大きく左右する。
予選ラウンド2日間は、池田と宮里の直接対決に武藤俊憲が加わる組み合わせ。小平は石川遼、宮本勝昌とプレーをともにする。
ランキング5位の今平周吾は、前年大会を8位でフィニッシュ。6位に続く片山晋呉は2008年、15年のチャンピオンで、両者とも優勝すれば最終局面でレースに加わることができそうだ。
大堀裕次郎、星野陸也ら初勝利が待たれるプレーヤーの活躍にも期待。国内ツアー復帰後、4戦連続の予選落ちを喫している石川の復調にも注目が集まる。
<主な出場予定選手>
池田勇太、石川遼、今平周吾、尾崎将司、片岡大育、片山晋呉、チャン・キム、小鯛竜也、小平智、中嶋常幸、星野陸也、宮里優作