24歳今平が首位発進!最年長出場新記録の青木は104位、ジャンボ103位
◇国内男子◇中日クラウンズ 初日(27日)◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)6545yd(パー70)
プロ入り6年目の24歳、今平周吾が6バーディノーボギーの「64」でプレーし、タンヤゴーン・クロンパ(タイ)とともに6アンダーの首位で初日を終えた。
今平は難攻不落の18ホールを、淡々と攻略した。「守りながらチャンスを入れて行くのが和合。2番、4番、5番とバーディを決められて、良い流れで回れた」と前半からスコアを伸ばし、唯一のピンチといえる15番も4mを沈めてパーセーブ。小さいグリーンに対してパーオン率83.33%と、ショットの充実が光った。
2014年に下部ツアー賞金王に輝き、初勝利は時間の問題と言われてから3年目。直近2年で24位、10位という賞金ランクも満足いくはずがない。今春ヤマハと用具契約を結び「アイアンの距離は(以前と)同じでも、高さが出て安心感がある」と準備は万端。「今年は絶対に勝ちたい」と意欲を燃やしている。
首位に1打差3位にジュビック・パグンサン(フィリピン)、49歳の谷口徹が続く。
74歳の青木功、70歳の尾崎将司と20歳の星野陸也の注目組は、青木が15オーバー「85」で104位、尾崎が13オーバー「83」で103位。星野は2オーバー「72」の48位で初日を終えた。なお、青木は74歳7カ月27日で初日をプレーし、昨年の今大会で自身が塗り替えたツアー最年長出場記録を更新した。
昨年賞金王の池田勇太は、藤本佳則、片岡大育らと並び2アンダー9位。前週の「パナソニックオープン」で5年ぶりVを飾った久保谷健一は1アンダー15位。ディフェンディングチャンピオンのキム・キョンテ(韓国)は、5オーバー88位で初日を終えた。
<主な選手成績>
1T/-6/タンヤゴーン・クロンパ、今平周吾
3T/-5/ジュビック・パグンサン、谷口徹
5/-4/カン・キョンナム
6T/-3/宮里優作、武藤俊憲、小林正則
9T/-2/チョ・ビョンミン、藤本佳則、池田勇太、片岡大育、香妻陣一朗、時松隆光
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103/+13/尾崎将司
104/+15/青木功