2016年 カシオワールドオープン

最終日中止で池田勇太が今季3勝目 賞金王争いは次週持ち越し

2016/11/27 10:58
最終ラウンドは中止!前日までトップにいた池田勇太が優勝した

◇国内男子◇カシオワールドオープン最終日(27日)◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知)◇7315yd(パー72)

午前8時のスタート直後から急激に雨脚が強まり、同9時にコースコンディション不良のため中断。約2時間後に最終ラウンドの中止と54ホール短縮での競技成立が決まり、3日目終了時点で通算13アンダーの単独首位にいた池田勇太の優勝が決まった。

競技短縮により賞金は75%に減額され、池田は優勝賞金3000万円を獲得。ランク2位で追う谷原秀人は約395万円(7位タイ)の加算にとどまり、2人の差は前週までの472万円から約3077万円に開いた。次週の最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の優勝賞金は、4000万円。池田は3人までの2位タイ、または単独3位以上で終えるか、谷原が優勝を逃した時点で初の賞金タイトルが決まる。

通算12アンダーの2位とした正岡竜二は1500万円を加算し、来季シード(※)圏外の賞金ランク88位から51位にジャンプアップ。崖っぷちから3年連続のシード入りを決めた。

(※)来季シードは賞金ランク上位75人に付与。義務試合数に満たない7人が除外されるため、82位までに繰り下がる。

<主な最終成績>
優勝/-13/池田勇太
2/-12/正岡竜二
3/-9/高山忠洋
4T/-8/デビッド・オースンス・ハンブラッド・ケネディ
7T/-7/谷原秀人宋永漢ハン・リー増田伸洋薗田峻輔片岡大育ウォンジョン・リー

競技中止が決定し、ギャラリーの方々へのサイン会も。
雨の降る中、時間通りに第1組からスタートしたのですが・・・競技は54ホールの短縮競技に。残念。
ギャラリーに向かってバンザイ!
スタートから1時間、午前9時に競技中断。選手は現場での待機に。テントに逃げ込む。
今年から新設されたベストドレッサー賞。ギャラリーの方々からの投票により、初代チャンピオンは片岡プロに決定!表彰式では本当に嬉しそうにガッツポーズ!
Kochi黒潮CC所属の弘井プロはギャラリーからも大人気。
自衛隊員かと思った・・・。
優勝争いを演じた2人もサイン会に。
ドラコン賞はカシオの時計です。イイなぁ。

2016年 カシオワールドオープン