接戦続く賞金王争いの行方は? 海外から新顔5人
◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 事前情報◇フェニックスカントリークラブ(宮崎)◇7027yd(パー71)
今シーズンも残り3試合に迫り、晩秋を彩る賞金総額2億円、優勝賞金4000万円を争うビッグトーナメントが宮崎県で開催。今年も海外からの招待選手を含む、84人の豪華フィールドで展開される。
ディフェンディングチャンピオンは、最終日を2打差の単独首位から出た宮里優作。4打差の4位から追う松山英樹のプレッシャーを背に受けながら、最終的に2打のリードを守り通算14アンダーで逃げ切った。松山は2位で大会連覇を逃した。
大詰めを迎えている賞金王争いは接戦が続いている。1位の谷原秀人(1億5614万4370円)と2位の池田勇太(1億4749万7703円)とは約865万円差。3位のキム・キョンテ(1億247万824円)からはやや離れ2強の様相を呈してはいるが、高額試合が続くだけに3位以下にも浮上のチャンスは十分に残されている。
一方、今年の招待選手は、いずれも大会初出場というフレッシュな若手がそろった。世界ランク21位で、今年の欧米対抗「ライダーカップ」にも初出場したブルックス・ケプカ(米国/26歳)。米ツアー2勝で同22位のジャスティン・トーマス(米国/23歳)、「リオ五輪」で8位に入った同23位のエミリアーノ・グリージョ(アルゼンチン/26歳)のほか、スマイリー・カウフマン(米国/24歳)、ハロルド・バーナーIII(米国/26歳)の5人が来日参戦する。
【主な出場予定選手】
宮里優作、池田勇太、今平周吾、大堀裕次郎、尾崎直道、尾崎将司、小田孔明、片岡大育、片山晋呉、キム・キョンテ、小平智、近藤共弘、谷口徹、谷原秀人、中嶋常幸、P.マークセン、藤田寛之、宮本勝昌、山下和宏、E.グリージョ、B.ケプカ、J.トーマス、S.カウフマン、H.バーナーIII