2016年 ダンロップフェニックス

接戦続く賞金王争いの行方は? 海外から新顔5人

2016/11/15 16:07
約1年7カ月ぶりとなる勝利を手にした宮里優作

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 事前情報◇フェニックスカントリークラブ(宮崎)◇7027yd(パー71)

今シーズンも残り3試合に迫り、晩秋を彩る賞金総額2億円、優勝賞金4000万円を争うビッグトーナメントが宮崎県で開催。今年も海外からの招待選手を含む、84人の豪華フィールドで展開される。

ディフェンディングチャンピオンは、最終日を2打差の単独首位から出た宮里優作。4打差の4位から追う松山英樹のプレッシャーを背に受けながら、最終的に2打のリードを守り通算14アンダーで逃げ切った。松山は2位で大会連覇を逃した。

大詰めを迎えている賞金王争いは接戦が続いている。1位の谷原秀人(1億5614万4370円)と2位の池田勇太(1億4749万7703円)とは約865万円差。3位のキム・キョンテ(1億247万824円)からはやや離れ2強の様相を呈してはいるが、高額試合が続くだけに3位以下にも浮上のチャンスは十分に残されている。

一方、今年の招待選手は、いずれも大会初出場というフレッシュな若手がそろった。世界ランク21位で、今年の欧米対抗「ライダーカップ」にも初出場したブルックス・ケプカ(米国/26歳)。米ツアー2勝で同22位のジャスティン・トーマス(米国/23歳)、「リオ五輪」で8位に入った同23位のエミリアーノ・グリージョ(アルゼンチン/26歳)のほか、スマイリー・カウフマン(米国/24歳)、ハロルド・バーナーIII(米国/26歳)の5人が来日参戦する。

【主な出場予定選手】
宮里優作池田勇太今平周吾大堀裕次郎尾崎直道尾崎将司小田孔明片岡大育片山晋呉キム・キョンテ小平智近藤共弘谷口徹谷原秀人中嶋常幸P.マークセン藤田寛之宮本勝昌山下和宏、E.グリージョ、B.ケプカJ.トーマスS.カウフマンH.バーナーIII

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