小田孔明が全英仕様で首位タイへ 石川遼&松山英樹もジワリ浮上
2014/07/04 17:58
◇国内男子◇長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント 2日目◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7,050ヤード(パー71)
今季既に1勝、賞金ランキング2位の小田孔明がこの日のベストスコア「67」をマークし、通算6アンダーまでスコアを伸ばし、山下和宏、藤本佳則、ハン・ジュンゴン(韓国)と並び首位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
小田は「ティショットが良くないけれど、セカンドからうまく処理できている」と、得意のアイアンショットが依然好調だ。18番(パー5)では、5ウッドでも2オンが狙える状況から、ピッチングウェッジでフェアウェイに置き、100ヤード前後のショットをピンに絡める課題に自ら着手した。2週後に控える「全英オープン」を見据えた、大胆な“予行演習”。海外メジャーへの高いモチベーションが、主戦場でも活躍を後押ししている。
首位の3選手からは1打差の4位には2007年大会を制した谷口徹。さらに1打差、通算4アンダー6位にキム・キョンテ(韓国)、ハン・リー(米国)の2人が並んだ。
そして主戦場とする米国からともに一時帰国し、今季初めて揃って国内ツアーに参戦している石川遼と松山英樹は、ともに「71」と伸び悩みながら、ジワリと順位を上げた。石川はトップに4打差の2アンダー11位、松山は通算イーブンパーの22位から週末の巻き返しを狙う。