1998年 NST新潟オープンゴルフ選手権

河村雅之、大独走 63のツアー2勝目!

1998/08/02 18:00

いやはやとしか言いようがない。河村雅之がほぼ完璧なラウンドで最終日を走り続けた。32-31=63。このひた走りを止めることのできる選手はいなかった。これで河村は95年の東海クラシック以来のツアー2勝目。そういえばこの東海でも3日目に8バーディ64とすごいスコアを出したのだった。

最終日の河村は出だしのロングホールでバーディ。3番でボギー。そして次の4番から進撃開始で5番もチップインバーディ。7番バーディ。9番は15メートルを放り込んでのバーディ。32。この時点で2位に2打差。「パターが別人のように入った。今日はとくに落ち着いてプレーできて、気持ちに余裕があった」という。

インに入ってからは11番12番13番と3連続バーディ。「これで気持ちが楽になった」という河村は、あとは気分よく16番を入れ、18番でもバンカーから3メートルにつけてバーディ。「コースレコードは16番を入れてから意識した。コースレコードなんて取るのは初めてです」

先週も3日目までは好調だった。しかし優勝したのは田中秀道。「同じ組の田中選手に優勝されて悔しい思いをした。今週勝てて、ほんとうに嬉しい」
ツアー競技では3年ぶりの優勝。「これでシード権を気にしないで思い切りゴルフができます。これまでの最高がランキング17位だから、なんとか16位以上を目指してプレーしていきます」
おめでとうございました。

1998年 NST新潟オープンゴルフ選手権