エレラ首位キープ。渡辺、横尾が追う
1999/06/26 18:00
エドアルド・エレラ、渡辺司はそれぞれスコアを3つ伸ばして順位は変わらず。帰国一戦、気分のノッている横尾要が一気に追い上げてきた。横尾はこの試合でなんとか全英オープン出場権も獲得したいところだ。
コロンビアのエレラはボギーなしの69。「明日は気楽にやりたい。3日間トップにいるってのは素直に嬉しいね」
優勝のかかった選手にしては思い切って攻めた。18番ロングでは3日間を通して初めてイーグルを狙った。3Wで255ヤードを2オン。しかし3パット。「フォローだったから。イーグル賞(100万円)を狙ったんだけど。1.5メートルのセカンドパットはフックだと思ったのに曲がらなかった。弱かった・・・」
渡辺司は最終18番でショットを左に曲げて初ボギー。「もう、本当に今日は・・・」と絶句した。「今日はいい方か悪い方かどっちかに転ぼうと思っていた。それなのにこんな平凡なスコアじゃしょうがない。優勝するんなら、こんなに平凡じゃダメだよ。もっともっと行かなくっちゃダメだ」
明日のことは「明日、考える」と言う。
全米オープンで沸かせて帰国の横尾要がさっそく爆発した。8バーディ、2ボギー。14番16番のボギーがちょっと辛かった。「自覚してないけど、疲れが出てるのかな。体がついていかない。初日2日と長いクラブが振れていなかったんだけど、今朝はようやく汗をかくくらいに多めに練習できた。振れるようになってきました」
今週は諦めかけていたのだが、いろいろな人に励まされたという。今日の66にも満足はしていない。本当はトップタイまで上がりたかった。「明日、天候が悪くなるんですって? なんとか18ホール。あと18ホール消化できる天候になってほしいです」