室田淳 首位キープ。東聡が猛追い上げ
2000/07/28 18:00
2日目、首位を守ったのは6年ぶりの優勝が掛かっている室田淳。2位以下に2打差をつけている。続くのは岡茂洋雄・東聡・白潟英純。東聡と同じく67をマークして浮上してきた藤田寛之は7アンダー5位。
「今日はトラブルもなく、パープレーぐらいでと思っていたのがいい位置に残れた」とは68の室田淳。前半はティショットがラフに入ったりでチャンスがあまりないように見えたが、後半に入り涼しくなってくるのと同時にだんだんと調子を上げてきた。
「アウトは2~4番ホールは曲げるとトラブルになりやすいが上手く耐えることができました。おかげで、スコアの出やすいインでまとめられたんだと思う」 今日稼いだ4つの貯金のうちの3つはインで取っている。ボギーはなし。明日はピンに向かうような気持ちで積極的にプレーしていくという。
6バーディで順位をあげてきた東聡。最大のミスは「16番のティショット」と唯一のボギーをあげた。「右に出そうだなと思いながらも、そのまま打った結果のOB」
それでも日本プロの2位タイもそうだったが、春先からいいゴルフができて来ている。「地道なゴルフでそっと上位に近づく感じで」を目指したゴルフは上手く行っているようだ。今の調子なら1日7個のバーディもいけると言いきる。
白潟英純は少々上位のポジションを意識し過ぎたという。「昨日は余裕があったのに、今日は力が入ってしまって・・・」 しかし、ショットはほとんど右に出ていたが、パターのおかげでしのげた感がある。「スウィングの立てなおしは出来ます。がんばります」 いい位置につけたこのチャンスを生かしたいところ。