手島、首位キープ。佐藤信人猛チャージ
夏のような好天の2日目。手嶋多一が9アンダーで首位を堅持している。8アンダー2位にはイーグルを出した謝錦昇。その後に猛烈な追い上げをみせた佐藤信人。前日パープレー39位からスタートしていたが、64をマークし3位まで浮上している。
ジャンボ尾崎は今日3つ落して、1オーバー40位まで後退してしまった。今大会は地味なプレーの田中秀道。初日から1つずつ貯金をして2アンダー15位グループにつけている。
新人の近藤智弘は72としながらも22位タイと踏みとどまっているが、一方星野英正は昨日の7オーバーに加えて今日は5オーバー。トータル12オーバー126位タイとして、またも予選落ちとなっていしまった。矢野東も8オーバー103位タイでカットラインにたどりつけなかった。
4バーディ、2ボギーの手嶋多一は「いいスタートを切れたので、とうなるかな? と思っていたけど、どうにもなりませんでしたね」 佐藤信人が上がってきたのには「ハンデが足りなかったかな(笑)」 佐藤とはプロ入会同期、調子良さにはあやかりたいという。
昨日は手嶋だったが、今日は佐藤信人が5連続バーディを出した。2連続ボギーの直後に9番からのバーディ。「パターは“打てば入る”状態でした」 ハーフ30が自己ベストだけに更新するかもしれない14番ホールは、さずがに意識してしまった。「ティショットが危なかった。左にOBするところでしたよ」
「でも毎回こういうポジションにいるのは気持ちが悪い。上手く行きすぎてて恐いです」 結婚してからずっと調子がいい。「悪く言われるよりはいいですけど。いい感じになってきているので決勝ラウンド楽しみです」 全英オープンの出場は先週でほぼ決まった。あとはそこへむけて調子を維持していくだけだ。
「結果に対して悔しさはない」とキッパリ言い切る星野英正。「確かに全体的に良くないですね。自分の思った通りに体が動かない。下半身が弱いのか、それとも弱くなったのか・・・。自分のスタイルは壊したくはないが、飛距離が欲しいという欲求が出てきました」 まだ出場は2試合目。今後のプレーに期待したい。