2013年 〜全英への道〜ミズノオープン

B.ジョーンズが今季初勝利 井上信、片山晋呉らも全英出場権獲得

2013/06/30 14:08
最終日もしっかりとスコアを伸ばしたB.ジョーンズが逃げ切りで今季初勝利!

◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 最終日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇7404ヤード(パー72)

15アンダーの単独首位から出たブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)が最終ラウンドも「68」とスコアを伸ばし、通算19アンダーとして2位のキム・キョンテ(韓国)に3ストローク差をつけて逃げ切った。昨年の「サン・クロレラクラシック」以来となる今季初勝利は、日本ツアー通算13勝目となった。

上位4選手に7月の「全英オープン」の出場資格を付与する今大会は、ジョーンズ、キムのほか通算13アンダーの3位に入った井上信、11アンダー4位タイの片山晋呉がメジャー切符を獲得(同じく4位タイで並んだ平塚哲二は片山に世界ランクで劣り、権利獲得ならず)。また、シーズン初戦の「タイランドオープン」から今大会までの賞金ランキング(海外メジャーを除く)で有資格者を除く上位2人、小平智キム・ヒョンソン(韓国)も出場権を手にした。

なお、その他の日本勢は昨年度「日本オープン」覇者である久保谷健一、昨季賞金ランキング上位2名の藤田寛之谷口徹のほか、2月にタイで行われたアジア地区予選を突破した松山英樹丸山大輔が既に出場資格を得ている。

最終ホールもバーディで締め、今季初勝利。全英の切符も掴んだブレンダン・ジョーンズ

ブレンダン・ジョーンズ、4度目の全英へ>

通算15アンダーの単独首位でスタートしたブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)と、首位を2打差で追うキム・キョンテ(韓国)。大会最終日は、2人のマッチプレーの様相を呈した。

バーディを先行させたのはキョンテの方。1番は1メートルのバーディチャンスを逃したが、続く2番で2メートルを沈めて1打差に迫る。続く5番でも先にバーディパットを沈めたが、ここはブレンダンもバーディを入れ返して並ばせない。続く6番で今度はブレンダンが技を見せた。グリーン手前のバンカーから、直接沈めてイーグル奪取。「普段はやらないけど、感情が入ったね」と、バンザイで喜びを爆発させた。

インに入っても2人のスコアは交錯する。14番はバーディ(ブレンダン)ボギー(キョンテ)で4打差となり、15番は逆にボギーバーディで再び2打差へ。最終18番をブレンダンの2打差リードで迎えた。

昨日はティショットを左に曲げたブレンダンだが、この日も大きく右へと曲げ、カート道から救済を受ける。しかし、2打目でフェアウェイに戻すと、3打目をピンそば1.5メートルへぴたり。最終ホールをバーディとし、JEF瀬戸内海GCでの4日間最少スコアを更新する19アンダーで後続を突き放した。

「日本ツアーは若くて勢いのある選手が多いから、勝つのは難しい。全英にも行けるし、とても嬉しい」と笑ったブレンダン。この優勝で自身4度目となる全英オープンの切符も手に入れた。「ジ・オープンは、これまで出場した中で一番素晴らしい大会。ギャラリーもリンクスコースも素晴らしい。プレーできるのは嬉しいね」。日本ツアーを代表し、ミュアフィールドへと乗り込んでいく。

最終日に2打差の首位でスタートして、4アンダーで回られたら手も足も出ませんわなァ…。朝から余裕たっぷり&ご機嫌にラウンドしてはりました。
最終ホールをきっちりパーで納め「アイム ア チャンピオ~ン!」と言いたげな強烈なガッツポーズでギャラリーに応えてま~す。
笑顔のカメラ目線で意気揚々とホールアウトするBJ。今日は勝利の余韻に浸りながらホテルで洗濯ですか~?
表彰式後のカップ撮影で、ガッツポーズをしたあと「Oh 手がツッタ、ツッタ~!」って、あんたそんなにヤワな人やったっけ?
戦い済んで日が暮れて…。外国人同士の戦いとはいえ、最終日最終組で68vs69のガップリ四ツは、けっこう見応えありましたでェ~。
復活ですなァ。ただ一人最後までBJに食らいついてましたもん。ハートの強さも再確認させていただきました。
決勝Rでスコアを伸ばせなかったのは残念やけど、ホストプロとしてはもちろん、オールドファンを十分に楽しませてくれました~。38位T
賞金ランキングでの全英出場を決めました~!最終日に77も叩いたのはいただけんけど、ミュアフィールドでリベンジしてネ~!57位T
途中までマズマズのスコアで来てたのに…。どうも最終日に弱いような…。強い選手やと思うんやけどなァ。13位T
ひじょ~に地味な選手やけど、4日間すべてアンダーで回ってるやん!これって4,5人しかおらんやん。なかなか強いッス。6位T
久々のチャンスやったのに74と崩れて6位タイに後退してしまいましたけど、これをきっかけに復活して欲しいなァ~。
スコアを伸ばせず6位タイに留まって惜しくも全英を逃したけど、プレシャーの中で崩れんかったんはエエんとちゃうの?
決めれば全英というバーディパットを外して思わず「あああ~ッ」。順調に追い上げてただけに、相当悔しがっておりました…。
2日目から3日連続しての60台をマークして、昨日の13位タイから4位タイに浮上。アジアの帝王の強さを見せていただきました~
平塚テッちゃんとともに4位タイになって、ワールドランキング上位のシンゴちゃんの全英行きが確定。本来ならもっとスンナリ決まるはずやったのに…。
平塚テッちゃんのまくりとシンゴちゃんの伸び悩みとかで、最後の最後まで全英切符が確定しない中で、終盤にポポ~ンと抜け出しました。
最終ホールで、単独3位&全英切符を奪取するバーディを決めて小さくガッツポーズ。

2013年 〜全英への道〜ミズノオープン