安定感抜群の平石武則がツアーで初めて首位に立った
2001/08/25 18:00
国内男子ツアー「久光製薬KBCオーガスタゴルフトーナメント」3日目。上位陣が確実にスコアを伸ばし優勝争いは激しくなってきた。
終盤11アンダーの首位で3人が並ぶ混戦状態となったが、平石武則が15番でこの日6つ目のバーディを奪い単独首位に立った。この日の平石は前半2バーディ、2ボギーで伸び悩んだが、後半は10、11番の連続バーディに始まり、13、15番でもバーディ。スコアを4つ伸ばし12アンダーとした。
「リーダーボードの一番上に名前が来るのはツアーでは初めて。明日の最終組は学年が同じ顔ぶれ。これも何かの縁ですかね。優勝は本当に考えていない。おそらく17番終ったぐらいじゃないと考えないと思う。今回はベスト5以内で終ったら、自分でもおもしろいんじゃないかという感じです」
平石が言う同学年とは加瀬秀樹と真板潔のこと。2日目に単独首位に立った真板はこの日何度もトラブルに見舞われたが、スコアを1つ伸ばし11アンダー2位タイに残った。
この日最もスコアを伸ばしたのはディフェンディングチャンピオンの伊沢利光だった。スタートの1番でバーディを奪うと、6番パー5ではイーグル。その後もバーディを積み重ね、この日65をマーク。1アンダー37位から8アンダーの8位タイに浮上し、逆転優勝も狙える位置に浮上した。