深堀は停滞、真板潔が10アンダーで単独首位に立った
2001/08/24 18:00
国内男子ツアー「久光製薬KBCオーガスタゴルフトーナメント」2日目。初日単独首位の深堀圭一郎は3バーディ、3ボギーでスコアを伸ばせず後続組にあっさり抜かされてしまった。
快晴微風の好コンディションにスコアを伸ばす選手が続出したが、中でも調子が良かったのは真板潔だった。出だしの10番で10メートルのバーディパットを沈めると、11番ではグリーン奥からチップインバーディ。7バーディ、ノーボギーで10アンダーに伸ばし、2位に2打差の単独首位に踊り出た。
「昨年もこの試合良かったし、相性いいんですかね。コーライグリーンは嫌いではない。今日チップイン2回は、多少ラッキーもあるかなと思うけど、久しぶりのトップだからうれしいですね」
また、2打差の2位には宮本勝昌、平石武則、堺谷和将の3人が並んでいる。この日5ストローク伸ばした宮本は、パッティングフォームを研究中で、「ちょっと背筋を伸ばして、伊沢さんとか、イチロー(マリナーズ)みたいに背中にハリを意識しながら腕を振るというのかな。イチローの背筋が伸びているのが、もしかしてゴルフに通じるところがあるのかな」
その背筋の伸びたフォームのディフェンディングチャンピオン伊沢利光は、初日91位と大きく出遅れたが、この日3アンダーで通算1アンダー37位まで順位を上げた。