2001年 〜全英への道〜ミズノオープン

田中秀道が有言実行。全英のキップを掴んだ!

2001/06/24 18:00
今シーズン2勝で賞金トップの田中秀道

ミズノオープン最終日。これまでの3日間とは天候が変わり、朝方降っていた雨が止むと、蒸し暑い真夏のような状態になった。

初日から“優勝して全英に”と言っていた田中秀道は2位に4ストロークのリードをもって最終日に挑んだ。スタートのパー4でいきなりバーディを奪うと3番でのスコアを伸ばし15アンダーへ。E.エレラが終盤6ホールで5バーディを奪うチャージで13アンダーまで迫ったが、気負うことなくゲームメイクし16アンダーで優勝を飾った。

「同じ組の久保谷君のプレーも気になったが、自分はコースと戦っているんだと思い返すようにした。スタート時差があった分、勝って当然という意識やあせりもあったが、途中で自分と戦う、コースと戦うという意識からスコアメイクできたことがうれしい」

また、念願の全英出場に対しては「ロイヤルリザムは全英初出場の時と同じ会場。あれから5年、その成長を感じてきたいし、その権利を得られた。2日間で終ったり、50、60位では意味が無い。最低でも最初の33位より上に行きたい」

田中は4月のつるやオープン以来今シーズン2勝目、ツアー通算10勝目をあげた。30歳の今年は“大人のゴルフ”をテーマに取り組んでするが、今年はまだまだ勝ちそうな気配。賞金ランキングでも片山晋呉を抜きトップに踊り出た。

2001年 〜全英への道〜ミズノオープン