2001年 〜全英への道〜ミズノオープン

田中秀道が首位に返り咲き。4打リードで最終日へ

2001/06/23 18:00

ミズノオープン3日目。2日目に首位の座を久保谷にあけ渡した田中秀道が、振り続ける雨の中スコアを伸ばし13アンダーで単独首位に返り咲いた。今年の全英オープン開催地ロイヤルリザムにまた1歩近づいた。

2日目に首位に立った久保谷健一は前半に2つのボギーを叩いてしまった。追う立場となった田中は2つのパー5で確実にバーディを奪い逆転トップに立った。7番ホールでボギーを叩いたが、後半に入り雨脚が強くなったが粘りのゴルフでパーセーブを繰り返し、16番パー3ではピン手前4メートルのバーディパットを決めた。

4打差の2位には久保谷健一と堺谷和将が9アンダーで並んでいる。堺谷は日本ツアーだけでなくアジアやヨーロッパツアーを経験している強みか、本格的なリンクスコースの瀬戸内海ゴルフ倶楽部を攻略する低めのボールで攻めている。

また、8アンダーの4位には若手の近藤智弘がスコアを5つ伸ばし、33位から急浮上した。首位を走る田中同様小柄ながらシャープなスイングが持ち味の近藤が最終日もスコアを伸ばし優勝争いに絡んでくるか楽しみだ。

2001年 〜全英への道〜ミズノオープン