2009年 中日クラウンズ

平塚哲二がリードを広げ最終日へ! 石川遼は43位タイに後退

2009/05/02 20:20
2位に4打差、通算13アンダーで最終日を迎える平塚哲二

愛知県にある名古屋ゴルフ倶楽部和合コースで開催されている、国内男子ツアー第3戦「中日クラウンズ」の3日目。連日の好コンディションに恵まれ、上位を含め全体的にスコアを伸ばし合う展開となった。

12,610人の大ギャラリーが見守る中、通算7アンダーの単独首位からスタートした平塚哲二が前半から快調にスコアを伸ばす。予選ラウンドから好調なショットに加えてパットも冴え渡り、6バーディ、ノーボギーの「64」をマーク。「セーフティゾーンを決めて、絶対に行ってはいけないところを決めて打っている。いい緊張感で楽しく回れていますね」と、難コースで名高い和合を攻略し続けている。

通算9アンダーの単独2位には、こちらもノーボギーで4つのバーディを重ねた藤田寛之。「この位置はたくさん経験しているし、いろいろな意味で自分にもチャンスがあると思う。もう(勝っても)いいんじゃないかなあ?」と、過去に何度も優勝を逃してきた和合で逆転勝利に挑む。通算7アンダーの3位タイに、手嶋多一鈴木亨野上貴夫の3人が続いている。

通算イーブンパーの31位タイからスタートした石川遼は、前半からショット、パットともに安定せず流れに乗り切れない展開に。この日2バーディ、3ボギーと1ストローク落とし、通算1オーバーの43位タイに後退した。また、3度目の大会制覇を狙う片山晋呉もスコアを伸ばせず、通算4アンダーの12位タイに後退している。

首位を4打差で追う藤田寛之。相性の良い和合で初勝利を狙う!
野上貴夫は3位タイに後退。スコアの伸ばし合いについていけなかった
バンカーに打ち込む場面が多かった片山晋呉は12位タイに後退
出だしからショットが不安定だった石川遼は連日の苦しいラウンドに

2009年 中日クラウンズ